解説!臨床発達心理士。子どもから大人まで生涯にわたる支援をするという概念の元、保健所・保育所・幼稚園から老人ホームまで多彩な場で活躍する臨床発達心理士の仕事や資格のとり方など気になる情報満載で紹介しています!
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臨床発達心理士とはどのようなものなのでしょうか?
臨床発達心理士とは人の健やかな育ちを支援する専門家で、発達心理学をベースとして発達的視点をもつところが特徴とされています。
臨床発達心理士の仕事は人間の心の発達をめぐる問題の査定と具体的な支援を行い、子どもから大人まで生涯にわたる支援をすることです。「子どもから大人まで」ということですから、臨床発達心理士の活躍の場としては、乳幼児期では保健所・保育所・幼稚園・児童相談所・子育て支援センター・リハビリテーションセンターなどで支援をし、学齢期には特殊学級・養護学校・通級指導教室・適応指導教室・教育相談・学童保育などで仕事をします。また、成人・老年期としては障害者施設や老人病院・老人保健施設・老人ホームなどでの仕事がありますし、生涯発達というフィールドでは母子生活支援施設、障害者職業センター、発達クリニックなどでの仕事があります。
そのような臨床発達心理士の資格を取るためには、日本発達心理学界、日本感情心理学会、日本教育心理学会、日本パーソナリティ心理学界の関連諸学会による「学会連合資格『臨床発達心理士』認定運営機構の主催する資格審査に合格しなければなりません。この資格審査は申請条件が設けられており、誰でも申請できる審査ではありません。
臨床発達心理士の資格を取ると、豊富な研修の機会で常に新しい知識を得てゆくことになります。臨床発達心理士の資格は、子育て支援や特別支援教育など、時代のニーズが求める分野での活躍が期待される資格であると言えます。
臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題を取り扱う「心の専門家」のことを「臨床心理士」と言います。1988年に心理臨床に関連のある16の学術団体(学会)の総意に基づき、こうした心の問題に取り組む専門家の資格認定を行うため、「日本臨床心理士資格認定協会」が設立され、「臨床心理士」の資格認定が行われるようになりました。
臨床心理士の資格を取得するためには、臨床心理士資格試験を受験しなければなりませんが、この試験には次のような受験資格が設けられています。
1.第1種指定大学院の修士課程を修了すること
2.第2種指定大学院を修了してから1年以上の心理臨床経験を積むこと
財団法人日本臨床心理士資格認定協議会が定めた基準を満たし、協議会の審査によって指定された大学院のことを指定大学院といい、指定大学院での学習課題は臨床心理士の職域に直接対応しており、それがそのまま試験内容に反映されるかたちとなっています。
臨床心理士の試験は毎年秋に1回実施されます。臨床心理士としての職務を行うのに必要な臨床心理面接、臨床心理査定、臨床心理的地域援助及びそれらの研究調査等に関する基礎的知識及び技能についてが試験の審査内容です。
一次試験として筆記試験、二次試験として口述面接試験が臨床心理士試験として行われます。筆記試験は100問の設問と、定められた字数の範囲内で論述する小論文の2種類の試験からなります。そして、一次試験の成績が一定の水準に達している人に対してのみ、二次試験が実施される仕組みになっています。
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